オーガニックヘンプの晒し(漂白)実験

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今回入荷したオーガニックヘンプの生成り色の布地は、これまでの生成りに比べると黄みがかった色味が強く出た色の布でした。ヘンプの繊維そのものの風合いを活かす為、特別な加工を施しておりません。その為、毎回ヘンプの布地の色味や質感が異なります。植物から紡ぎだされた自然布の大らかさを楽しんでいただけると思います。

自然の布とわかっていてもファッションと捉えた場合、やっぱり綺麗な色の布の方が魅力的ですよね。
そこで、晒しと呼ばれる麻布を精錬する方法を試してみました。
晒しについては、こちらの実験記事をご確認下さい。
モン族手織りエシカルヘンプの晒し(漂白)に挑戦
モン族手織りエシカルヘンプの晒し(漂白)に挑戦 続編

今回は、米糠(こめぬか)を溶いた水に漬けておく方法で晒しを行いました。
上の画像をご覧いただいて分かりますでしょうか?
左が晒しを行っていない生成り色のヘンプ布。右が晒しを行った生成り色のヘンプ布。
右側のヘンプ布の方が明るくなったとういうか、白っぽく漂白されました。

作業はとても簡単です。
大きなタライを用意して米糠を手の平で3杯分くらいの量を水で溶き、その米糠の水に2晩漬け置きしておいただけです。

洗剤や漂白剤を使うことなく、米糠という自然の原料だけで漂白することができました。
この漂白したヘンプ布をさらに日干しするなど晒しを続ければもっと白い色に近くなるでしょう。
色に付いてはそれほど大きな変化はありませんでしたが、晒しをおこなって感じた大きな変化は前回同様に布が柔らかくなったことです。ゴワツキなど布の固さについて気になった方もこの晒しの方法をお試しください。

タイ国内でもヘンプの繊維を白くそして柔らかくするために灰汁(植物を燃やして灰にしたものを水で溶いた液体)に漬けます。この晒しの方法は、日本でも行われていた伝統的な晒しの方法と同じでした。
もし、灰汁が手に入る場合は、灰汁で晒しをされた方がより白く漂白できるかもしれません。
近いうちに灰汁を手に入れて晒しの実験をしてみたいと思います。

ヘンプ布の晒し(漂白)の参考にしていただけましたら幸いです。

オーガニックヘンプ生地 / 生成 幅145cm



経年によるヘンプ布の変色(漂白)について動画で解説しております。
自然派洗剤でのお洗濯や日干しによる乾燥を繰り返すだけでも漂白が可能です。

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